太市駅(おおいちえき)は、兵庫県姫路市相野にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)姫新線の駅である。

歴史

  • 1931年(昭和6年)12月23日:鉄道省姫津線(当時)余部駅 - 東觜崎駅間延伸時に開設。
  • 1934年(昭和9年)11月28日:姫津西線開業に伴い、姫津線が姫津東線に改称され、当駅もその所属となる。
  • 1936年(昭和11年)
    • 4月8日:姫路駅 - 東津山駅間全通、姫津東線が姫津線の一部となり、当駅もその所属となる。
    • 10月10日:姫津線が姫新線の一部となり、当駅もその所属となる。
  • 1961年(昭和36年)10月1日:貨物取扱廃止
  • 1971年(昭和46年)3月1日:荷物扱い廃止。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:無人駅化。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
  • 2016年(平成28年)3月26日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。ICカード専用簡易改札機で対応。
  • 2021年(令和3年)
    • 3月21日:現駅舎の供用開始。
    • 10月:旧駅舎跡地に関西陸運の本社建屋が完成。建屋には駅利用者用のトイレやカフェなども併設している。
  • 2022年(令和4年)3月26日:交通アクセス円滑化を推進するため、整備を進めていたJR姫新線「太市駅」の駅前広場が利用開始された。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で列車交換が可能。駅舎はICカード用入出場改札機と自動券売機を備えるコンクリート造りのものが姫路方面行ホーム側にあるが、ホームは駅舎から若干高い位置にあり、階段またはスロープでの移動となる。また、互いのホームは本竜野寄りにある構内踏切で連絡している。無人駅である。

のりば

※のりば番号標は存在しないが、自動放送では上記のように案内されている。駅舎側が2番のりばである。

利用状況

「兵庫県統計書」によると、2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員は327人である。

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

駅周辺

当駅余部方で姫新線の線路は大津茂川を渡っている。当駅北側には山陽自動車道が東西に走り山陽姫路西インターチェンジまでは直線距離にして500m程である。周辺はたけのこの産地でもある。

  • 姫路市立太市小学校
  • 太市郵便局
  • 兵庫西農業協同組合(JA兵庫西)太市支店
  • 破磐神社
  • 関西陸運本社

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
姫新線
余部駅 - (余部信号場) - 太市駅 - 本竜野駅

脚注

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

  • 太市駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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