2006年ポルトガル共和国大統領選挙(2006ねんポルトガルきょうわこくだいとうりょうせんきょ ポルトガル語:Eleições presidenciais portuguesas de 2006)は、ポルトガル共和国の元首である大統領(Presidente da República)を選出するため2006年1月22日に行なわれたポルトガルの選挙である。

概要

大統領の権限については「ポルトガルの大統領」を参照。

  • 選出方法:国民による直接選挙
  • 任期:5年(憲法第122条)
  • 再任:2期まで可(憲法第123条)
  • 被選挙権:35歳以上のポルトガル国民
  • 立候補に必要な推薦人数:7,500人~15,000人
  • 有権者数:9,085,339名

選挙の争点

主な立候補者

  • マリオ・ソアレス(MARIO SOARES)-社会党(PS)
  • アニーバル・カヴァコ・シルヴァ(CAVACO SILVA)-社会民主党(PSD)
  • マヌエル・アレグレ(MANUEL ALEGRE)-無所属
  • ジェロニモ・ソウザ(JERONIMO SOUSA)-ポルトガル共産党(PCP)
  • フランシスコ・ロウカ(FRANCISCO LOUCA)-左翼ブロック(BE)

選挙結果

  • 投票日:2006年1月22日
  • 投票率:61.53%

出所:Presidente da República - 22/01/2006(CNE)

解説

中道右派政党PSDのシルヴァ候補が過半数をわずかながら上回り、第三共和政以降の大統領選挙において初めて中道右派政党の候補が初めて当選する結果となった。

参考文献

  • CNE Resultados Eleitorais(国家選挙委員会 選挙リサーチ)第3共和制以降のポルトガルにおける国政と地方の選挙、欧州議会議員選挙に関するデータを閲覧できる。
  • クレアレポート274号『ポルトガルの地方自治』(自治体国際化協会)第1章~第2章、ポルトガルの地方自治制度に関する文献であるが、国政についても紹介している。

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ブラジルで極右候補が大統領に選ばれた理由 国民は「熱帯のトランプ」に何を期待したのか ニューズウィーク日本版 東洋経済オンライン

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