荏子田(えこだ)は、神奈川県横浜市青葉区の地名。現行行政地名は荏子田一丁目から荏子田三丁目。住居表示未実施区域。
地理
横浜市青葉区東部に位置する。地域内は全域が東急によって開発された多摩田園都市であり、全域が住宅街となっている。荏子田三丁目に横浜市立荏子田小学校がある。
東は元石川町、西はすすき野、南は大場町、北は美しが丘西と接している。
地価
住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、荏子田一丁目5番21の地点で24万9000円/m²、荏子田二丁目24番16の地点で25万1000円/m²となっている。
歴史
地名の由来
かつて、周辺一帯の田圃が木の枝のように分かれて入りくんでいたことから(田に「エゴノキ」がたくさん植えられていたからとも)「枝子田」(えごた、えごだ)と呼ばれていた。また、その後も俗称として荏子田と呼ばれていたことから町名新設の際に正式な町名とした。
沿革
- 1984年(昭和59年)4月29日 - 土地区画整理事業(荏子田)に伴い、緑区元石川町、大場町の各一部より、緑区荏子田一丁目-荏子田三丁目を新設。
- 1994年(平成元年)11月5日 - 土地区画整理事業(保木)に伴い、元石川町の一部を荏子田二丁目に編入する
- 1994年(平成6年)11月6日 - 港北区と緑区を再編し、青葉区と都筑区を新設。青葉区荏子田一丁目-荏子田三丁目となる。
町名の変遷
世帯数と人口
2025年(令和7年)2月28日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2024年11月時点)。
事業所
2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである。
事業者数の変遷
経済センサスによる事業所数の推移。
従業員数の変遷
経済センサスによる従業員数の推移。
施設
- 青葉保育園
- 愛和太陽幼稚園
- 横浜市立荏子田小学校
- 荏子田公園
- 荏子田朝霧公園
- 荏子田朝日公園
- 荏子田太陽公園
- 荏子田夕日公園
- 八幡社
- 荏子田横穴(カンカン穴)
- サンドラッグ荏子田店
伝統芸能
- 荏子田音頭
- 荏子田囃子(横浜市無形文化財)
その他
日本郵便
- 郵便番号 : 225-0005(集配局:青葉郵便局)
警察
町内の警察の管轄区域は以下の通りである。
参考文献
- “横浜市町区域要覧” (PDF). 横浜市市民局 (2016年6月). 2022年9月6日閲覧。
脚注



