京都光華中学校・高等学校(きょうとこうかちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、京都府京都市右京区西京極野田町にある、学校法人光華女子学園が運営する真宗大谷派(東本願寺)の仏教系私立の女子校である。
1940年に東本願寺大谷智子裏方(昭和天皇妃香淳皇后の妹・明仁上皇の叔母)の発願によって、宗教的な心を持った女性の育成を目的に設立された。
2002年から茶道・華道・書道などの日本の伝統文化をカリキュラムの中に取り入れて、中学1年では書道・礼法を、中学2年では邦楽・和歌を、3年ではそれに茶道・華道を加え6教科目を学習し、高校ではさらに日舞・着付を加えた7教科目の選択制として学習する。
部活動にも力を入れており、ソフトテニス部・陸上競技部・吹奏楽部・箏曲部などは全国大会レベルでも活躍している。近年は、理数教育や国際教育にも力を入れている。
沿革
(沿革節の主要な出典は公式サイト)
- 1940年(昭和15年) - 光華高等女学校として開校。
- 1947年 - 新制中学校となる。
- 1948年 - 新制高等学校となる。
- 2001年(平成13年) - 光華中学校・高等学校から京都光華中学校・高等学校へ校名変更。
- 2003年 - 京都府私立高校魅力ある教育創造モデル事業に採択。
- 2004年 - 文部科学省教育改革推進モデル事業に採択(高等学校)。
- 2005年 - 文部科学省教育改革推進モデル事業に採択(中学校)。
- 2006年
- 第1回京都私学振興会賞受賞。
- 中高6年一貫スーパープリムラコース設置。
- 2007年
- ライラック(総合進学)コースに「保育・福祉プログラム」と「スーパーレディープログラム」を設置、進学支援センターを設置。
- プリムラ関大コース設置。関西大学とパイロット校締結。
- 2012年
- 文部科学省委託特別支援総合推進事業に採択。
- 京都府NIE推進事業実践校に指定。
- 2013年
- 京都外国語大学と協定書締結。
- 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)サイエンス・パートナーシップ・プログラム(SPP)に採択(高等学校)。
- 京都造形芸術大学と協定書締結。
- 2014年
- 文部科学省外国語教育強化地域拠点事業に採択。
- 文部科学省発達障害の可能性のある児童生徒に対する早期支援・教職員の専門性向上事業に採択。
- 2015年 - 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)中高生の科学研究実践活動推進プログラムに採択。
- 2016年 - サン・シスト・カレッジ(オーストラリア)と姉妹校協定締結。
- 2017年
- グローバルプリムラ関大コース設置。
- 文部科学省発達障害に関する教職員等の理解啓発・専門性向上事業に採択。
学科
- 高等学校
- プリムラ(特別進学)コース
- ライラック(総合進学)コース
- 中学校
- プリムラ(特別進学)コース
- ライラック(総合進学)コース
部活動
- 運動部
- 陸上競技部、ソフトテニス部、バスケットボール部、スキー部、バレーボール部、水泳部、バドミントン部
- 文化部
- 家庭科部、英語部、軽音楽部、コーラス部、演劇部、華道部、茶道部、文芸部、美術部、放送部、写真部、箏曲部、吹奏楽部、バトントワリング部、マンガ・イラスト部、影絵人形劇部、ダンス部、書道部、和太鼓部
- 同好会
- 科学同好会、パソコン同好会、卓球同好会、インターアクト同好会、競技かるた同好会
交通
- 最寄駅 - 阪急京都本線西京極駅。
- バスの場合はJR西日本京都駅などから京都市営バス、京都バス、京阪京都交通「光華女子学園前」下車。
- 京阪七条駅、京都駅八条口、京都リサーチパーク前を経由するシャトルバス「フラワーライン」がある。
著名な出身者
- 岡本貴美子 - 陸上競技(短距離走)選手
- 桐山ひとみ(東京都議会議員、元新体操選手)
- 南部敦子 - 陸上競技(短距離走)選手
- 瑠璃花夏(宝塚歌劇団星組娘役)
脚注
関連項目
- 光華幼稚園
- 光華小学校
- 京都光華女子大学短期大学部
- 京都光華女子大学
外部リンク
- 学校法人光華女子学園
- 京都光華女子大学
- 京都光華中学校・高等学校
- 光華小学校
- 光華幼稚園




