松平 乗春(まつだいら のりはる)は、江戸時代前期の大名。肥前国唐津藩2代藩主。大給松平家宗家9代。官位は従五位下・主水正、和泉守。

略歴

承応3年(1654年)、唐津藩初代藩主・松平乗久の次男として誕生。兄が5代将軍・綱吉の命により松平忠弘の婿養子になったため、元和2年(1682年)に嫡子となり、従五位下、主水正に叙任された。貞享3年(1686年)、父の死去により家督を継ぎ、主水正から和泉守に遷任する。

元禄3年(1690年)9月5日、江戸で死去した。享年37。跡を長男・乗邑が継いだ。

系譜

父母

  • 松平乗久(父)
  • 水野忠善の娘(母)

正室

  • くら姫 ー 奥平昌能の次女

子女

  • 松平乗邑(長男)生母はくら姫(正室)
  • 松平忠暁(五男)生母はくら姫(正室)
  • 松平乗住
  • 松平乗興

脚注


松平乗承の肖像―『日本赤十字社五十年史』より― かんがくかんかく(漢学感覚)

松平乗邑 官位 経歴 YouTube

松平乗完

女将のご挨拶122

奥平松平家~小幡藩~ 探検!日本の歴史