行心(ぎょうしん/こうじん、生没年不詳)は、飛鳥時代の僧。新羅からの渡来人。

記録

『日本書紀』巻第三十によると、朱鳥元年(686年)10月の大津皇子の謀反の企みに加担したとして30余人が捕縛され、行心もその一人であったが、彼らの多くは大津に縁坐したものとして赦免され、行心も罪するには忍ばずとして、飛騨国の伽藍に移された、とある。

『懐風藻』によると、天文・卜筮を解したとされ、大津皇子に「太子の骨法これ人臣の相にあらず、これをもって久しく下位に在るは恐らくは身を全うせざらん」と告げて逆謀を勧めた、とあり、「姧豎」(かんじゅ)と罵られている。

『続日本紀』巻第二に現れる僧の隆観は、「流僧(るそう)幸甚が子なり」とあるが、「幸甚」は「行心」ではないか、とされている。

脚注

参考文献

  • 『日本書紀』(五)岩波文庫、1995年
  • 『日本書紀』全現代語訳(下)、講談社学術文庫、宇治谷孟:訳、1988年
  • 『懐風藻』、全訳注江口孝夫、講談社学術文庫、2000年
  • 『続日本紀』1  新日本古典文学大系12 岩波書店、1989年
  • 『続日本紀』全現代語訳(上)、講談社学術文庫、宇治谷孟:訳、1992年
  • 『日本古代氏族人名辞典』坂本太郎・平野邦雄監修、吉川弘文館、1990年

走心图册_360百科

心行楷,兰亭,学(第12页)_大山谷图库

心行,正念,绘画(第11页)_大山谷图库

“心”到底是什么? 知乎

心之所向 心之所向 素履以往 生如逆旅 一苇以航 _行之