大神駅(おおがえき)は、大分県速見郡日出町大字大神にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅。
歴史
駅設置の要請は開業のおよそ30年ほど前から行われており、住民の悲願であった。
年表
- 1952年(昭和27年)6月1日:日本国有鉄道が開設。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日:駅員無配置駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる。
- 2012年(平成24年)12月1日:ICカード「SUGOCA」の利用が可能となる。
- 2022年(令和4年)
- 3月11日:この日をもってきっぷうりばが営業を終了する予定だった。
- 3月12日:再び無人化される予定だった。
- 4月1日:業務委託駅から簡易委託駅へと変更。なお、無人化の予定日であった3月12日より3月31日までの間は、JR九州グループの社員が派遣され案内業務などを行った。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームへの行き来は駅舎から線路を横切って渡る構内通路となっている。そのため、電車が構内に入ってくると、駅舎側に設置している踏切が降りてきて渡れないようになる。駅舎は建坪24坪の平屋建てで外壁を薄ピンク色としている。
簡易委託駅であり、きっぷうりばが設置されている。以前はJR九州サービスサポートが駅業務を受託する業務委託駅であった。ICカードSUGOCAは出入場とチャージのみ対応。
大分駅方面から折り返しの列車が数本設定されている。
のりば
利用状況
1965年(昭和40年)度には乗車人員が154,339人(定期外:18,211人、定期:136,128人)、降車人員が150,674人で、手荷物(発送:212個、到着:76個)や小荷物(発送:620個、到着:138個)も取り扱っていた。
1990年(平成2年)度には乗車人員が51,387人(定期外:8,178人、定期:43,209人)で降車人員が52,612人となっていたが|、1991年(平成3年)度には乗車人員が64,090人(定期外:19,443人、定期:44,647人)で降車人員が58,043人と、増加した。 その後、1996年(平成8年)度には乗車人員が75,167人(定期外:17,588人、定期:57,579人)で降車人員が80,691人、1997年(平成9年)度には乗車人員が128,670人(定期外:21,746人、定期:106,924人)で降車人員が131,821人、1998年(平成10年)度には乗車人員が158,255人(定期外:23,760人、定期:134,495人)で降車人員が162,193人と増加した。
2015年(平成27年)度の乗車人員は197,793人(定期外:28,682人、定期:169,111人)、降車人員は202,538人である。
※1日平均乗車人員の数値は各年度版「大分県統計年鑑」による年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。
駅周辺
- 大分県立日出養護学校
- 大分県立日出暘谷高等学校
- 大分県立日出総合高等学校
- 回天大神訓練基地記念公園(大神基地跡地)
- ソニー・太陽
- 国道213号
隣の駅
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- ■日豊本線
- 杵築駅 - 大神駅 - 日出駅
脚注
注釈
出典
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 大神駅(駅情報) - 九州旅客鉄道




