藤野駅(ふじのえき)は、神奈川県相模原市緑区小渕にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。駅番号はJC 26。相模原市の駅としては最も西に位置する。
歴史
- 1943年(昭和18年)7月15日:鉄道省の駅として開設。旅客営業のみ。
- 1970年(昭和45年)10月1日:手荷物及び小荷物扱い廃止。業務委託駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1998年(平成10年)3月17日:自動改札機設置、供用開始。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2006年(平成18年)3月14日:「みどりの窓口」を廃止し、「もしもし券売機Kaeruくん」を設置。
- 2007年(平成19年)3月11日:藤野町が相模原市に編入。
- 2012年(平成24年)
- 2月1日:駅舎改築工事に着手。
- 2月13日:もしもし券売機Kaeruくんが営業終了。
- 8月5日:新駅舎使用開始。
- 2019年(平成31年)4月1日:相模湖駅の業務委託駅化に伴い当駅の管理駅が相模湖駅から高尾駅に変更。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホーム用地幅が狭いため、上下線が互い違いに配置されている(上りホームが東京寄り、下りホームが甲府寄り)。ホームの南側に駅舎が置かれ、ホームとの間は跨線橋で連絡しており、それに付設する形でエレベーターが2基設置されている。ホームと駅舎はともに地平より高い位置にあるため、駅前広場と駅舎との間に階段が設置されている。有効長については当初10両編成分であったが、中央線快速電車に2階建てグリーン車2両連結した12両編成に対応するため、2024年10月12日までにホーム有効長の12両編成対応工事を完了し、翌日10月13日より快速電車における12両編成の運転が開始されている。
JR東日本ステーションサービスが業務を行う業務委託駅で、八王子統括センター(高尾駅)が当駅を管理している。自動改札機、自動券売機設置駅。
1940年に建築された木造平屋建ての駅舎が供用されて来たが、築70年を超えたことと旅客増加等に合わせた増改築により動線等も複雑化していたことから、駅舎を建替えることとなった。2012年2月1日に駅舎改築工事が着工され、同年8月5日より新駅舎の供用を開始した。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
利用状況
2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,759人である。
2000年度(平成12年度)以降の推移は下記の通り。
駅周辺
バス路線
駅前のロータリーにある「藤野駅」停留所に以下の路線が乗り入れ、神奈川中央交通西、富士急バスにより運行されている。
- 野05:奥牧野行(神奈中西)
- 野11:やまなみ温泉行(神奈中西)
- 野12:奥牧野行(神奈中西)
- 野08:和田行(神奈中西)
- 湖23:相模湖駅行(神奈中西)
- 名倉循環(富士急)
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 中央本線
- ■通勤特快(上りのみ)・■中央特快・■通勤快速(下りのみ)・■快速・■普通
- 相模湖駅 (JC 25) - 藤野駅 (JC 26) - 上野原駅 (JC 27)
- ■通勤特快(上りのみ)・■中央特快・■通勤快速(下りのみ)・■快速・■普通
脚注
記事本文
利用状況
- 神奈川県県勢要覧
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 駅の情報(藤野駅):JR東日本



