ライン・リチャード・ハーパー(Ryne Richard Harper, 1989年3月27日 - )は、 アメリカ合衆国テネシー州モンゴメリー郡クラークスビル出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。
経歴
プロ入りとブレーブス傘下時代
2011年のMLBドラフト37巡目(全体1136位)でアトランタ・ブレーブスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブレーブスでプロデビュー。アパラチアンリーグのルーキー級ダンビル・ブレーブスでもプレーし、2球団合計で17試合に登板して3勝0敗3セーブ、防御率0.59、37奪三振を記録した。
2012年はA級ローム・ブレーブスとA 級リンチバーグ・ヒルキャッツでプレーし、2球団合計で42試合に登板して2勝3敗5セーブ、防御率2.73、90奪三振を記録した。
2013年はAA級ミシシッピ・ブレーブスでプレーし、41試合に登板して6勝3敗11セーブ、防御率1.79、54奪三振を記録した。
2014年もAA級ミシシッピでプレーし、48試合に登板して9勝5敗1セーブ、防御率2.58、93奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズに所属した。
2015年はA級ロームとAA級ミシシッピでプレーし、2球団合計で24試合に登板して0勝1敗、防御率2.04、43奪三振を記録した。
マリナーズ傘下時代
2015年12月11日、ホセ・ラミレスとのトレードでの後日発表選手としてシアトル・マリナーズへ移籍した。
2016年は傘下のAA級ジャクソン・ジェネラルズでプレーし、42試合に登板して4勝5敗6セーブ、防御率2.51、95奪三振を記録した。
2017年はAA級アーカンソー・トラベラーズとAAA級タコマ・レイニアーズでプレーし、2球団合計で41試合に登板して4勝2敗3セーブ、防御率3.35、55奪三振を記録した。オフの11月6日にFAとなった。
ツインズ時代
2018年2月2日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ。シーズンでは傘下のAA級チャタヌーガ・ルックアウツとAAA級ロチェスター・レッドウイングスでプレーし、2球団合計で38試合に登板して1勝5敗6セーブ、防御率3.60、86奪三振を記録した。
2019年はスプリングトレーニングではマイナーだったが、開幕直前の3月27日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。なお、この日は30歳の誕生日でもあった。3月31日のクリーブランド・インディアンス戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは61試合に登板して4勝2敗1セーブ、防御率3.81、50奪三振を記録した。
2020年1月24日にジョシュ・ドナルドソンの加入に伴ってDFAとなった。
ナショナルズ時代
2020年1月29日にハンター・マクマホンとのトレードで、ワシントン・ナショナルズへ移籍した。この年は23試合に登板して、1勝0敗、防御率7.61という成績だった。
2021年は34試合に登板したが、オフの11月30日にFAとなった。
独立リーグ時代
2022年4月21日に北米独立リーグ・アトランティックリーグのケンタッキー・ワイルドヘルス・ゲノムズと契約した。7月4日に自由契約となった。
投球スタイル
投球の約6割をカーブが占めており、フォーシームとのコンビネーションで組み立てる。
詳細情報
年度別投手成績
- 2021年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2020年度シーズン終了時
背番号
- 19(2019年)
- 33(2020年 - 2021年)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 H
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Ryne Harper stats MiLB.com (英語)
- Ryne Harper (@ryneharp) - X(旧Twitter)



