JR貨物18B形コンテナ(JRかもつ18Bがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が製造した12ft型の有蓋コンテナである。
構造
トラックにコンテナを載せたまま荷役作業がしやすいように、両側扉開きの二方開きとして製造された。それ以外は18A形とほぼ同一で、外法寸法は高さ2,500mm、幅2,438mm、長さ3,658mm、自重1.4t。内容積は17.9m3、最大積載量は5t。
外観もブルーをベースにクリームの塗り分け、JRロゴが入った18A形と同様のものであるが、側面に川内(鹿児島) - 東京間専用と運用表記が記載してある。
1988年(昭和63年)に日本車輌製造(5個)、JINDO(20個)にて合計25個製造され、登場後は、中越パルプ工業の東京 - 八代間限定運用鉄道コンテナとして運用され、2001年(平成13年)に全廃された。
参考文献
- 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトアリル」1989年5月臨時増刊号新車年鑑1989年版
- 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967。
関連項目
- JR貨物のコンテナ形式




